メンズ料理教室

男の料理教室!ってなんかむせかえりそうですよね!

私の教室に通って来られる生徒さんは、まだ20代前半の若者でしてね。

ですから、メンズ料理教室って言う訳なんです。

で、今回は魚編です!

それも相当左党を意識しての献立で、日本酒がぐいぐい行けそうな料理ばかりでしょ?

この生徒さんはかなりの飲み助さんで、毎晩晩酌を欠かせないのだそうです。

次回何かリクエストがあれば?と希望を尋ぬると、締め鯖に一夜干しに酢味噌を使った料理をご所望でした。

ならば魚づくめでいこうかと、早朝から産直のお店に仕入れに行きました。

しかし、ない!

鯖が見当たりません!

欲しい時に無いのはよくあることです。

ならば目に留まった頃合いの大きさの鯵と、刺身で美味そうな体長7㎝程のうるめ鰯、それに超お買い得の名も知らぬ魚を買い求めました。

この名も知らない魚がなかなかでした。

刺身で食べるのが一番というので、メインの料理として韓国風刺身丼にしました。

コチュジャンベースの野菜たっぷりのがっつり飯で、野郎のいやメンズが食するにはうってつけの料理ですよね。

この魚焼いたり煮たりすると、硬くなるというので、じゃあマリネしとこう!と、油に玉葱に大蒜の香味野菜を擦り下ろし、2、3日置いて照り焼きにしたら、鰤の様な食感と味わいに感動しました!

この日の献立に話しを戻しましょう!

締め鯖ならね締め鯵は、私のやり方なのですが、いきなり塩で締めず、まず三枚に下ろした身が隠れる程の砂糖をまぶします。

時間置いて次にこれまたたっぷりの塩で締めるんですが、浸透圧の関係で身からの水分が程よく抜けて、シットリとした仕上がりになります。

これも時間がきたら洗い流し、昆布や柑橘を加えた加減酢に半日程漬け込み、場合によってはとろろ昆布をまぶし、翁和えにして出したりもします。

今回はうるめ鰯も酢締めにして一緒に試食しましたが、これはスライスして冷製パスタやサラダにも使えます。

サッパリとして夏のブランチにピッタリ!

鰯は辛子を効かせた酢味噌でもいただきました。

ただ、お酢と砂糖と辛子でも良いですが、少量の酒と味醂を火にかけ、アルコールを飛ばしたものを加えることで、味に深みとコクが生まれます。

一夜干しは今回はカマスです。

鯛やもちうおも美味いですが、このカマスもこの時期最高です。

干物は何と言っても塩加減!

海水より少し薄い位の塩水に、10分程漬けてから陰干ししますが、約半日くらいでまだ中は生乾きのままですから、ふっくらと磯の香り立つ焼き魚をついばむのは、なんとも至福のひと時ですね。

今日はメンズ料理教室の模様でした。

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