ゴールデンウィークには早いもので立夏を迎えますね。
今回はちょっと漢字の勉強も兼ねて、夏を迎える前に春の味覚を振り返る事にしましょうか?
野菜編
蕗の薹
春の訪れが待ち遠しい中、一番に登場するのがこれですね。
薄衣の天麩羅でその歯触りを楽しんだ後は、茹でて細かく刻んだものを味噌和えに。
土筆
大地からニョキニョキと顔を出す、春の代名詞とも言えます。
独特の苦味を活かしつつ、和え物や酢の物に卵とじでも。バスタもお勧めですよ!
新牛蒡
柔らかさと灰汁の少なさから、蒸したものをサラダに、油で炒めてきんぴらや摺流しでもぜひお試し下さい。
お魚のお煮付けにもどうぞ!
蕨
山菜はこの時期デトックスの意味でも摂りたい食材です。
ほろ苦さは残しつつ灰汁は重曹を使い除きましょう。
とろろや和え物に炊き込みご飯で!
芹
芹やクレソンやルッコラなども、和え物やサラダで楽しみたいもの。
炒めてほろ苦さ含め、春の味覚を味わい尽くしましょう。
魚編
真鯛
春の鯛は別名『桜鯛』と呼ばれますね。
産卵を前に桜色に身が色付き、脂ものって美味です。
お刺身をはじめ、どんな料理でも楽しめます。
産卵前の真子は卵とじが美味です。
鰆
春を旬とするのは関西の方です。
生でもいけますが、柚庵焼きやムニエルなどでもお試し下さい。
また酒粕床や味噌床に漬けての焼物も絶品ですよ。
浅利
魚ではありませんが、春はこれは外せませんね。
潮汁や味噌汁にバター焼きも良いですが、味噌ぬた和えや炊き込みご飯にコロッケ!美味いです!
料理編
菜種焼き
なんとも春らしい料理名ですよね?
菜の花の黄色の花と緑の葉を表すのに、例えば鰆の柚庵焼きしたものに、マヨネーズに菠薐草の青寄せで色付けしたものを塗り付け、茹で卵の卵黄を裏ごししたものを振り掛けます。
仕上げに軽く焼き色をつけます。
おもてなしの一品にいかがでしょうか?
若竹煮
春の味覚で外せないものに筍があります。
同じく春に採れる若布と一緒に、薄味で煮含めると若竹煮。お吸い物になると若竹汁です。
筍も灰汁が強いものですが、生が手に入ったら水に一掴みの糠と唐辛子1~2本を入れ、先を少し斜めにカットした筍を入れて、お好みの固さに茹でましょう。
茹で上がったらそのまま茹で汁につけ置き、冷めてから水で糠を洗い流し皮を剥ぎます。
保存する場合は水に沈めて冷蔵庫で!
下の写真の木の芽味噌田楽もお勧めですよ!
果物編
晩白柚
春は様々な柑橘系が出回りますね。
そんな中、寒天寄せにするのが晩白柚です。
厚い皮は砂糖煮に、表面の黄色の皮は砂糖漬けにして添えます。
苺
やはり苺は春の味覚に違いありませんね。
豆乳を使ったブランマンジェに、たっぷりの苺ソースを乗せて、金柑の甘露煮と一緒に飾りました。
コンソールでは、このような旬な食材を使った、家庭料理を中心に料理教室を行っています。
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