『包丁もろくに握れない、全くのど素人でも構いませんか?』

こんな質問の電話で、さっそく受講することになったAさん。
40歳まじかのパパで、小学生のお子さん2人の好きな料理と、うまい酒の肴を作れるようになりたいそうです。

こんな要望の方には教える私も大変力が入ります。
一品二品と作れる料理が増えるに従い、だんだんと料理を作る事に意欲的になる方が多いからです。
特にお酒を嗜む方は素材の新鮮さや、組み合わせの妙などに関心高く、さらに工夫を凝らすからでしょう。

さてAさんの教室の前日にまた問い合わせの電話が…  今度は社員寮での料理の献立に苦労している女性です。

毎日8人〜12人程の食事を、予算内で栄養面や好みを考えて支度することはなかなか大変なことですね。

一緒にいかがでしょうか?との誘いに、二つ返事で参加を決められました。

ということでこのお二人、料理の習熟度も違えば目的も違うのですが、美味しい物を誰かに食べさせたい…という思いは共通です。

そう、料理に最も大切なことはこの想いですね。

今回の料理教室は頂き物のオンパレード。

新じゃがに新玉葱それからにんにくと胡瓜で、コロッケに和え物を拵え代表的な家庭料理の玉子焼きをお教えしました。
新物の材料が多かったので、野菜の持ち味を十分に感じられ、お二人ともご満悦のご様子でした。

釜揚げしらす入り新じゃがコロッケ

みじん切りにした大蒜と玉葱を炒め、しらすを加えて臭みを飛ばした鍋に、別に蒸し煮にしておいた新じゃがと人参を合わせ、少し固まりが残る程度に潰します。
これに出汁醤油少々とマヨネーズを加え、塩と胡蝶で味を整えます。
衣を付けて揚げます。

京の暑気払い『合い混ぜ』

胡瓜のパリパリ感に椎茸の甘煮それに焼き色付けたお稲荷さんを、黒胡麻たっぷりの醤油ダレで混ぜ合わせたこの料理は、蒸し暑い京都の夏を乗り切るのに欠かせないものだそうです。
なんでもない小鉢物ですが、食卓にこんな一皿があるとホッとしますね。

鶏そぼろ入り出し巻き卵

家庭料理の定番料理といえば卵焼きですね。
それにお出汁が入るだし巻き卵はちょっと難易度が上がります。
そぼろは薄口の醤油味を含ませて、薄く片栗粉でとろみ付けしておきます。
室温に戻した卵をよく掻き立て、少し甘み勝った味付けにして、そぼろを合わせます。
やはり焼き込んだ卵焼き鍋で焼くとふっくらとした仕上がりです。
巻き簀に取って、しばらく置いてから切り分けます。

 

料理を習い始める理由は人によって様々です。
動機に年齢、それにレベルも様々なら、想いの深さや広さもマチマチです。

今回もまたコロナの影響で、習いに来ることを先延ばしにされていらしたようで、実にもったいないことです。

あなたが望む自分の姿に早く近づくためには、思い切りも必要です。

私の教室ではコロナに負けない免疫力が備わる食生活と、心の持ち様をお伝えしております。
この今の状況で受講を迷っていらっしゃるなら、重そうに見える貴方の心の扉をグッと押して見て下さい。
意外にも容易くその扉は開き、新たな自分と出逢うかもしれません。

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