日々の食生活に潤いを

10月に入っても汗ばむほどの陽気を鬱陶しく感じていましたが、この数日は肌寒さを感じる程に秋めいてきました。

さてみなさんはそんな秋の食材で日々どんな料理を、食卓に並べていらっしゃるでしょうか?
季節の移ろいを感じる器使いや、シーン毎に演出をなさっておいででしょうか?

私の教室では料理教室とは別に、ランチのお客様のご利用やおもてなしの機会が度々あります。
そんなお客様を歓迎するのに料理と共に重要なものが、季節の迎え花やしつらえ、それに音楽があります。

季節の迎え花やしつらえ

秋の『花』と云えば秋桜ですね。
ついこないだまでは彼岸花が家の周りの土手を賑わせていましたが、天高く馬肥ゆる初秋の頃は、風に揺らぐピンク系のコスモスは何とも風情があります。

その秋桜を迎え花に、また香りと見た目を楽しんでいただこうと、実をつけた杉の葉と赤松の松ぼっくりを、玄関に置いた重箱に忍ばせました。
微かな杉の香りが凛とした空気を作り出します。

それから和室の床の間のしつらえは、『日々是好日』の書の掛け軸を背に、家の周りにあるものを投げ込み秋の趣きを表現しました。
亡父が好んだ長崎の幻の焼き物「愛宕焼」の花器に良く映えます。

ススキやセイタカアワダチソウを主に、色味のアクセントに退色した紫陽花や渋柿を添えてみました。
この紫陽花はなかなかの風情です。
我流ながら少しでも秋を感じていただけたらと思います。

音楽

さて『音楽』の方は耳触りの良いライトクラシックやバロック、特にモーツアルトにバッハそれからサティやドビッシー、ラヴェルの曲などをおもてなしのシーンではチョイスします。

仲間内で飲み食いしながら歓談する際は、料理の内容に合った音楽を選ぶことも多いですね。
例えばお月見の時は三味線やお琴の音を、韓国料理がメインの時は彼の地の民族楽器をモチーフにしたものです。

また夜のお酒を伴う寛ぎのひと時には、モダンジャズやシャンソンにカンツオーネが間接照明と相まって、リラックスしてウイットに飛んだ会話に花が咲きます。
有線放送を契約しているので、様々な音楽をチョイスできて気に入っています。

香り

それにお出迎えの時に工夫しているものに『香り』があります。
季節に合わせ爽やかにしつこくならないように、和食のおもてなしにはお香や茶香を焚いたり、洋の場合は柑橘系やウッディ系のアロマオイルの香りを漂わせたりします。
香りは食欲を沸かせる効果も高いようです。

あくまでもおもてなしが主ですからお客様の好みや反応を見ながら、押し付けることなくさりげなくありたいと思います。
『灯り』や『音楽』に『香り』を上手に使い、季節や行事に合わせた『しつらえ』を工夫するならば、食卓を飾る料理を何倍にも美味しく感じさせることでしょう。

しかし特別な日の演出でなく普段からこんな毎日を送ることが、おもてなしを構えることなく自然とこなす秘訣かも知れません。
それに日々感性豊かな毎日を送ることが、ひいては料理の腕を上げることにつながると思います。

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