久々の…

最近は教室がメインで、おもてなしは全く承る事はなかったのですが、何度もお越しいただいたお客様とあっては、お断りする事も出来ずお引き受け致しました。

『隠れ家の様な普通のお家のレストランなのよ』と、そのお客様はご招待される方にそうお話しされるそうです。

初めてお越しになった方は、窓から見える庭の緑と周りの静けさにご満悦なさいます。

昨年何度かお越しになった際の献立を見返し、重複が無いように料理を考えます。

今の季節何をどうやったら美味しく、色鮮やかにご満足いただけるか?

買い揃えた食材を前に考えます。

産直のお店で食材を目にした時と教室に向かう途中の車の中で、大体のところ献立が決まることが多いのですが、たまに考えがまとまらず時間が掛かる事もあります。

さあ、そうやって出来上がった料理がご覧の10品です。

今回はコース形式でお客様の席にお持ちします。

一品運ぶ毎に料理名と使った食材名をご紹介しています。

では、こちらをご覧になっていらっしゃる皆様には、写真だけではありますがご堪能下さいませ。

牛蒡と豆乳の摺流し

まずは冷たく冷やした牛蒡と豆乳の摺流しから。
牛蒡の香りが芳しく、口当たり優しい一品です。

焼き茄子の叩きオクラ掛け

二品目は焼き茄子の叩きオクラ掛けです。
エメラルドグリーンのオクラのソースが美しく、喉越しも良い料理です。

フカの湯引きの梅酢味噌掛け

三品目はフカの湯引きの梅酢味噌掛け。
こちら長崎ではこの時期茹でたものをよく見かけます。
蓮芋のシャキシャキ感も楽しいです。
茗荷の甘酢漬けを添えます。

伊佐木のカルパッチョ仕立て

次はちょっと洋風のお料理です。
今の時期美味しい伊佐木をカルパッチョ仕立てにしました。
昆布締めにした身を花の様に盛り付け、粒マスタード入りのビネグレットソースを掛けます。

ココナッツオイルベースのグラタン

五品目は焼き物ですがココナッツオイルベースのグラタンです。
冷房効いた部屋でアッツアツのグラタンも良いものです。
薩摩芋や南瓜に小海老を具材に使いました。

茶碗蒸し

今度は蒸し料理でお馴染みの茶碗蒸しです。
私の茶碗蒸しの硬さは匙を入れると、ジワっとお出汁が湧き上がるくらいの柔らかさ。
やはり美味しさの秘訣はお出汁次第ですね。

ゴーヤの鶏つくね射込み揚げ

今度は揚げ物です。
ゴーヤの鶏つくね射込み揚げにしました。
ゴーヤは歯触りを楽しめる厚さで、苦味と鶏挽肉の旨味を楽しめます。

鹿肉の東坡煮

いよいよ佳境に近づいて来ましたね。
煮物に使った食材は鹿肉で、長崎の卓袱料理で有名な東坡煮にしました。
こってりと甘辛の醤油味に煮含まれた肉は、大変柔らかく臭みなく美味しいものです。

野菜寿司と自家製柴漬け

締めのご飯は野菜寿司です。
あっさりと寿司酢で茗荷に荏胡麻に人参を合わせました。
香の物は自家製柴漬けです。
夏になると作りたくなるものですね。

冬瓜素麺

そして汁物に冬瓜素麺を選びました。
細長く切った冬瓜を片栗粉をまぶし、茹だった湯に次々と投入します。
すぐに氷水で冷やして熱々の吸い地を張り、エソの擂り身の蒸し物に、蔓紫を飾ります。

枝豆羊羹&赤紫蘇寒天

そして最後はやっぱり甘味の登場ですね。
実を言うとこれは失敗でした。
寒天の量が足らず枝豆羊羹に赤紫蘇寒天が、今一つ固まらなかったのです。

それに甘さがかなりオーバー気味でした。
まぁお客様はご満悦の様子でしたが。
黄色のものは晩白柚の皮の砂糖漬けです。

季節の家庭料理教室 こんそーるでは、料理教室だけではなく、旬の食材を活かした季節の料理でランチやディナーを楽しむこともできます。

ご予算や人数に合わせて、内容も調節致します。

完全予約制となりますので、お早めにご予約ください。

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