ココナッツオイルを使っての手作りカレーは以前にも紹介しましたが、今回のものは大変美味しく1番の出来でした。
前回ココナッツオイルを購入された、教室の生徒さんからリクエストをいただき、手作りカレーと蛸のニース風サラダをご紹介しました。
変化自在のココカレー
ご飯の準備
では、まずご飯を準備しましょうか?
ココナッツオイル入りの黄色いご飯なんですが、この色の正体はサフランでもなくターメリックでもありません。
実は薩摩芋や栗の金団を作る時に使う、クチナシの実の乾燥品なんです。
潰してバラバラにしたクチナシの実を水に入れ、火にかけて煮出します。
少々赤みが勝った黄色の煮汁が出来たら、洗っておいた米を加えて水加減をします。
少量の塩にココナッツオイルを加え炊飯します。
出来上がる途中で干しレーズンを入れても良いですね。
カレー作り
次にカレーですが、ニンニクと生姜の擦り下ろしに、繊維に沿って薄くスライスした玉葱を、これもココナッツオイルでじっくり炒めます。
やや飴色になるまで丁寧に炒めたら、ココナッツオイルと小麦粉に砂糖に塩、それにカレーパウダーを注ぎ足します。
これを混ぜ合わせると、ねっとりとしたカレールーが出来上がりです。
製氷皿などに流し入れ、冷蔵庫で冷やし固めると、スーパー等で買い求めるカレールーが出来上がります。
しかし、これは無添加で全くの自然なものだけのカレールーです。
胸焼けも胃もたれも全く心配なしのカレーが出来上がります。
辛さも自在なら和風にも洋風にも、何なら中華風にもエスニックな味にも、あなたの好みでできるのです。
さあ、このルーを欲を言えば、魚やエビのカレーならば魚の出汁でのばしフィッシュカレーに、チキンカレーならば鶏の出汁汁で伸ばすのが理想ですが、なければ市販のブイヨンキューブやコンソメの素でのばします。
焼いたチキンや魚に、ボイルした海老などを加えてからチャツネを入れました。
それに湯通しした野菜などを入れて軽く煮込み、先に炊いたご飯を皿に盛り、カレーソースを回し掛け出来上がりです。
程よい辛さに上品な味わいで大変美味しいカレーでした。
プリッぷりの蛸のニース風サラダ
このカレーに何を合わそう?
悩みましたが、自家製茹で蛸を使ったサラダを!
それもちょっとニース風にアレンジしました。
もう蛸はめちゃくちゃ柔らかく、生徒さんも納得の出来上がりでした。
その秘訣はなんと大根おろしでの下拵えです。
大根おろしでの下拵え
大根おろしで揉みしごき、酵素の働きで蛸の身を柔らかくします。
沸き立った塩水で足先から綺麗なカールを作りながら、頭まで沈め湯掻きます。
そのまま茹で湯に留め置き、冷めたらカットします。
これで柔らかプリっぷりの蛸が楽しめます。
この蛸と塩をまぶし蒸し煮にした赤じゃが芋に、彩りの野菜に茹で卵をニンニク効かせたフレンチドレッシングで和えます。
このサラダも中々の出来でした。
ドレッシングで和えた茹で蛸も旨いものですね。
冷えた白ワインなどと楽しみたいものです。
長崎市の家庭料理教室こんそーるでは、このような旬な食材を使った、家庭料理を中心に料理教室を行っています。
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