前回は私がファッションに目覚めた経緯と、着こなし以前に身嗜みが大切との前置きをご紹介しました。

新ジャンルの教室を始めます！〜プロローグ〜

着こなしのセオリーめいたことを、早くお伝えしたいのは山々なのですが、その前に是非押さえておきたいことがいくつかございます。

例えば大切な商談の席にダボダボの背広を着て、ヨレヨレの黄ばんだワイシャツと顔写りが良くないネクタイ締めて臨むとしましょう。

おまけに髪はフケが目立ち、体臭に口臭もして、履いてる靴下は白色でいつ手入れしたかもしれない靴なんです。

ご本人は高い技術力を持つ中小企業の社長の立場で望んでいるのですが、相手が昨今多くなってきた女性の経営者では尚のこと、全く持って話しを真剣には聴いてもらえないでしょう。

極端な例でしたが、商談以前の第一印象で既に振り落とされているのです。

何も洒落たブランド物に身を固めてとか言ってる訳ではありません。

それに『うるさい！男は中身で勝負だ』とかの言い訳はもう昔の話です。

今や自分を高く売る、つまりワンランクもツーランクも上の自分を演出する時代なのです。

ファーストインプレッション（第一印象）を侮ってはなりません。

人は最初の数秒に感じた印象がその人の評価となるわけですから、話しの内容がどうこうよりも非常に重要になってきます。

あのシンデレラの話しで言うと、ドレスでなくみすぼらしい格好では、目ざとく王子様に見染められることはなかったでしょう。

身に纏う物をどう選ぶかも気を配るべきですが、まずは自分が相手にどう見られたいか？を考え、相手を不快にさせない身嗜みや清潔感に気を配ることが重要ですね。

これまで誰も教えてはくれなかった訳ですし、自ずと気付かないのも無理はありません。

とかく毎日の生活に緊張感がないままに人と会ったりしていると、だらしなさに慣れてしまって相手に自分が安く見られている事に気付きません。

仕事の速さや出来栄えも重要ですが、何事にも相手があっての自分ですから気を抜けませんね。

身嗜みの次は立居振る舞いです。

立ち姿や歩く姿が凛々しいと自信に溢れ、自ずと他人から出来る自分に見られます。

いつも背筋正しシャンとしているのは疲れるものですが、やがてそれが板につくと自分の心に変化が起きてきます。

自分と他人の見方が変わりますから、ビジネスがうまく運んだり夫婦関係が良好になったりと、思いもよらぬラッキーな事が起こります。

こうなると次から次に良い事が起こるスパイラルに転じます。

まさに順風満帆人生がより楽しくなりますね。

またこんな精神面と同時に肉体面、つまり何を食べて健康を維持するかも非常に大切です。

車の両輪のようにどちらかが欠けてもより良い人生は築けないものです。

私が主宰する教室ではこの辺りのことも、真に求める方には御提供できると考えております。

それでは今回はこの辺りで。

次からはいよいよ装うことの大切さをお伝え致しましょう。

ちょっとずつご自分を磨くまた高めることに目覚めていって下さいね！

もっと詳しく学びたい方はお問い合わせ下さいませ。

あなたのライフスタイルコンシェルジュとして、きっとお役に立てますよ！