炊き込みご飯はお好きですか?
様々な具材が入った味付きのご飯ですが、具材を入れるタイミングで美味しさに差が出るんです。
具材の内容や硬さ、それに大きさによって、最初から入れる場合と途中から加える場合があります。
基本的な味付けの調味料はお出しに酒、そして味醂に加え、塩と薄口醤油あたりですか。
四季折々の食材を使って、季節感溢れるご飯をお楽しみいただけるのが、炊き込みの醍醐味ですね。
春の炊き込みご飯 まずは筍です。
春を代表する炊き込みご飯に挙げられるのは、筍でしょうか。
それもアオサが入るとなおさらです。
もう炊いている最中にキッチンには春の香りが充満して、出来上がって目の前の茶碗からはプーンと磯の香りが漂います。
なんと幸せな瞬間!
想像してくださいね。
筍は茹でたものが手軽ですが、生が手に入ったら是非ご自分で茹でてみて下さいね。
さっと汚れを落として表面の皮を剥ぎ、先端部分を少しカットします。
水に糠(なければお米や研ぎ汁でも)と唐辛子を入れ、下処理した筍を入れたら火にかけます。
竹串を刺しスッと入ったら、鍋に入れたまま冷まします。
冷めたら皮を取り、水で洗います。
食べ易い大きさにカットして、基本の調味料で炊いているご飯の途中から加えます。
こうすると筍の味がご飯に沁み、筍も柔らかくなり過ぎず、食感も楽しめます。
アオサは蒸らしの途中から入れると、香りと色が抜けず、美味しくいただけます。
次はプリッぷりの蛸飯はいかが?
地元の海で採れた真蛸は小さいながらも愛おしく、噛めば噛むほど幸せを感じます。
これも筍同様生が手に入ったら茹でてみて下さい。
まず頭をそっと裏返し、墨袋を破らないように外します。
内臓などを取り除き下処理終了です。
次に大根をすりおろし、蛸を揉み洗いします。
吸盤には汚れが詰まっていますから、丹念に行います。
こうして大根おろしで揉む事で、酵素の働きで驚く程、柔らかい仕上がりになるんです!
沸騰した湯に塩を加え上下に動かしながら、足先から茹でていきます。
こうすると足先のカールが綺麗に出るんです。
これも火が入ったら茹で汁ごと、そのまま冷めるまで鍋に入れておきます。
冷めたら水洗いしてください。
その柔らかさに驚くことでしょう!
さぁこれも炊き上がり直前にご飯に入れましょう。
炊きすぎは身を硬くします。
グリーンピースがあれば一緒にどうぞ!
薬味にはしょうがや大葉を千切りにして、天盛りにします。
春を感じる炊き込みご飯二品をご紹介しました!
どうぞお試し下さいねー
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