パエージャをリクエストいただきました!

昨年秋から毎週の様に通ってくる生徒さんがいらっしゃいます。
それも教室に往復するのに車で2時間弱を要する遠方からなんです。

きっかけはご自身が作る料理に嫌気が差し、料理作りに興味がなくなったからとか…かなりお疲れのご様子でした。味付けがなんかとんがっていて、まったく美味しさが感じられなくなったそうです。

それが今やご主人から『なんか人が変わった様に料理がおいしくなった!』と褒められて、ご本人も料理を楽しめる自分が嬉しいと報告されました。
教える立場の私としてはこの上ない喜びです。

私がいとも簡単そうにいくつもの品数を作るので、自分も気負わずに真似しているそうで、最近しっかりと自宅で夕飯作ることが多くなってから、満足できる料理に変わってきたそうです。
『習うより慣れろ』と言いますが、「習っても慣れない方が多い」のも事実です。

この方は私の教室で使っている調味料や調理道具に興味を持ち、すぐに生協と契約を結び無水鍋を取り寄せました。「教わった料理を同じものを使い、同じ方法で家で再現したら、美味しいものができる!」
そうですよね!私も今の今まで思いつくことがなかったです。

主に和食のお惣菜をご紹介して参りましたが、たまにリクエストいただく韓国や中華料理は、私の毎日の食生活に変化をもたらす良い機会になります。
本場の韓国にも旅行されたそうで、なかなかマニアックな品々も試されておいでです。

今回は洋風料理の最初のリクエストにパエージャをいただきました。
スペインを代表する料理である魚介一杯のパエージャに、オムレツのトルティージャ、それに洋風料理の定番マカロニサラダをご紹介しました。

パエージャ

パエージャとはこの料理に用いる鍋のことです。
浅い鉄製の両手の鍋がよく使われます。
魚介や肉類それに野菜を使った、豪華なイメージがありますが、元は家庭の残り物に米を炒め、トマトと出汁でやや硬めに炊き上げたものです。
おこげが美味しいですよね。

高価な香辛料「サフラン」が、味と香りをアップしてくれるのですが、私の教室では栗きんとんなどの色付けに良く使われる、「くちなしの花」の乾燥品で代用しています。
香りこそ敵わないものの、味は大差ないと感じます。

トルティージャ

様々な具材を炒め、溶き卵と一緒にこんがりと両面焼き上げたもので、トマトソースと一緒にいただきます。
今回はじゃが芋やキノコ類にベーコンといった身近なもので、すぐにでもご家庭で再現できる料理です。

大学時代の学園祭の喫茶メニューで、次から次に入る注文に辟易したことを思い出しました。
スペイン語を履修しての語劇祭の部活動での淡い思い出に、40年以上の歳月が経ったことに驚きます。

マカロニサラダ

ご家庭ではよく作られるメニューでしょうが、私の教室ではなかなか出番がなかった食材です。
やや硬めに茹でたマカロニのもちもちした食感に、マヨネーズや粒マスタードが旨味や酸味が絡まり、ちょっとした感動を覚えました。

さあ料理に目覚めた生徒さんが作るパエージャはいかに?

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