民主党政権の時に農林水産大臣を務めた山田正彦氏。
種子法反対の立場で執筆に講演に奔走している中、プロデューサーとして関わられ、こんなドキュメンタリー映画をお作りになられていたとは!
大変にショッキングな現在の食を取り巻く現場を、色々な角度からインタビューしてまとめています。

私が住む長崎においては9/2から9/9の間、長崎市にあるセントラル劇場において上映されます。
渾身の思いで氏がこれまで訴えてきた、食の安全とは何か?
いかに今の食が危機的状況に置かれているかを伝えています。
9/3の二回目の上映後には山田氏による舞台挨拶も予定されているようです。

この映画は歪んだ食の現場だけでなく、これまで絶対にできないと言われてきた稲の無農薬栽培を実践されていらっしゃる方のご紹介も見ものです。
草取りもなく農薬を撒くことなく、これまで以上の収量を確保できると言いますから、現在研修にやってくるほどの注目の技術を紹介しております。

私も現在慣行栽培による野菜つくり研修に通っております。
従来の農法ですから、化成肥料に堆肥の使用が常で、どうしてもという場合のみ農薬の散布をするという、極めて減農薬あるいは無農薬です。
しかし皆さんもご経験あるかと存じますが、しばらく時間が経つと痛んだり傷があるところからドロっと溶け始めます。

これが最近たまらなく嫌になりました。
完全無農薬のお野菜は溶けることなく、しぼむまたは枯れると言います。
なるほど私が月一配達してもらっている無農薬のお野菜は、そんな溶けることは少ないようです。
現代の農業はこんな化学的な農業資材や、最初から農薬まみれのF1種の種によって成り立っています。

この秋には長崎雲仙で完全無農薬でお野菜を作られている方の農園を拝見しに参ります。
無農薬というより自然栽培と言いますか、雑草との共生の中で野菜を育てていると言います。
私も結構伝統野菜や郷土野菜は詳しいつもりですが、この方は野草やハーブなどの薬草と言ったものにも大変お詳しいのです。

コロナについての私と教室のスタンスは前回書きましたが、この地球の大自然に逆らう形の生活は今や大変危険と言わざるを得ません。
石油をベースにした薬や食品添加物に、接着剤や塗料に電化製品など危険なものが、実は便利さや美味しさに安さの影に隠れているのです。

『ポツンと一軒家』的に人里離れた所で、自給自足的に暮らされている方の方が、長生きで健康で若々しくていらっしゃる。
コロナがどうとかワクチンを打たないと!とか、あまり気にされていらっしゃらない方が多いのでは無いでしょうか?ともすると理想の人の生活ではないかと最近よく感じます。

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