産直のお店で待ち合わせて…
すっかり春めいてきましたね!
産直のお店にはそんな春の味覚が一杯でした!
もう嬉しくて嬉しくて堪りません。
あれもこれもと目移りして、何を買おうか?と迷ってしまいます。
野菜では菠薐草や春キャベツに春菊に韮、蕨や筍も出回ってきました。
今日は教室の生徒さんと産直のお店で待ち合わせして、これからの教室の食材選びです。
今回は餃子をご紹介することにしていましたから、これ以外の料理を食材選びしながら考えます。
お魚を使った餃子をもう一品、それに和え物めいたものを…と物色中。
4匹150円のコノシロでお魚餃子を、500円のノーソー(地元の方言で小振りの鮫)を湯引きにして酢ぬた(酢味噌)でとアイデアが浮かびました。
最近酢ぬたを使った料理をご自宅で作られたと聞いていたからです。
さて教室の献立ですが、豚挽肉とキャベツの餃子に、コノシロと筍に茎若布それから菜の花を使ったお魚餃子に決定です。
それにノーソーと菜の花と若布の酢ぬた和え、ご飯は筍に蕨とコノシロのたたきで混ぜご飯を、汁物は餃子の種を団子にしたお吸い物です。
餃子2種
まず豚挽肉使った餃子は大蒜に生姜に長葱を炒め、春キャベツを刻み塩してしんなりした物を絞り混ぜ合わせます。
味付けはシンプルに塩コショウと胡麻油のみです。
市販の餃子の皮を使い、ちょい小振りの餃子に成形していきます。
コノシロのお魚餃子は身を細かく刻み、茎若布と筍に菜の花も同じく刻み、酒に塩胡椒に薄口醤油と片栗粉を混ぜよく合わせます。
こちらは粘り気がないので片栗粉で繋ぐのがコツですね。
塩昆布とかもよく合うのですが、今回は旬の若布です。
コノシロの混ぜご飯
まずコノシロは3枚におろした物に塩をたっぷりまぶし締めます。
20分ほど置いたものを洗って酢漬けにします。
次に寿司酢を作り、筍に蕨に干し椎茸と人参で甘辛く味付けした旨煮を作ります。
旨煮の汁気が無くなったら、炊き上がったご飯を寿司桶に空けて、寿司酢に旨煮を混ぜ合わせ、手早く団扇であおぎ冷まします。
セルクル型に詰めて皿に盛り、錦糸卵にコノシロのたたきと赤キャベツのマリネを飾ります。
ノーソーの酢ぬた
小振りの鮫とは言え、表面はしっかりと鮫肌です。
鍋にたっぷりの湯を沸かし、二つ切りにした鮫の身を湯掻きます。
水に放ち表面の皮をこさぎ落とします。
こうすることによりザラザラの皮を取り除けるのです。
この後身を一口大に切って、また湯通します。
今回も久しぶりのお寿司に酢味噌和え、餃子も二種類で楽しめました。
餃子は似たような物にラビオリやサモサなどがありますが、今この時期旬の浅利を使った餃子やラビオリも作ってみたいですね。
季節が進む毎に作りたいもの、食べたいものがあり過ぎて、本当に嬉しくて困ってしまいます。
実に贅沢な悩みではありますが、人間食べる事は楽しみでもあり、食いしん坊は死ぬまで辞めれそうにありません。
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