これからの季節どこの家庭にも転がっていたりする大根ですが、この素材を使ってのあなたのレパートリーは何種類くらいでしょうか?
ばっかり食と言って一つの食材でどんな料理が作るれるか?
あれこれ頭絞ってメニューを考えるのは、すっごく良いトレーニングになりますよ!
今回は普通に売っている青首大根一本で、7種類の献立をお教えしました。
大根に加えて何を付け足し、美味しいものに変化させるかを想像するのは本当に楽しいものです。
大根を使用した料理を紹介
蛸と大根の炊き込みご飯
今回はまずご飯ですが、蛸と大根の炊き込みご飯です。
白色の大根ですから目立たず残念ですが、紫大根や赤大根など使うと色目が綺麗ですね。
他の料理に使った卸し大根の汁気と共に、調味して炊き上げます。
茹でた蛸を入れるならご飯が炊き上がる直前がベストです。
黒胡麻の代わりに針生姜を天盛りにしても、風味豊かで美味しいものです。
雪見汁
次に汁物に雪見汁を拵えました。
こちら長崎でももうじき霙や初雪の便りが聞こえる頃です。
卸した大根を雪に見立て、そんな雪景色を連想するような料理の名前に、日本人の感性の豊かさが垣間見れます。
根菜を中心にした精進料理ですが、おかずの合間に啜る熱々の汁物は体を温め、ホッとするものです。
実はこの大根の下に大粒の牡蠣が隠れているのです。
ご飯に汁物と一緒にいただく大根ばっかりで作ったものは、
- 鶏挽肉と大根と隼人瓜の和風麻婆
- 風呂吹き大根のフライ 海老風味
- 大根柿なます
- 小海老入り大根餅
- 大根皮のきんぴら
鶏挽肉と大根と隼人瓜の和風麻婆
生姜に長葱の微塵切りと豆板醤を炒めたものに、鶏挽肉に大根と勇人瓜のあられ切りを合わせます。
鶏がらスープを適量加えて赤と白味噌を溶きのばし、濃口醤油少々に味醂等で好みの味に整えます。
風呂吹き大根のフライ 海老風味
厚めに切った大根を煮崩れないように面取りして下茹でします。
竹串が入るくらいになったら、大根餅に入れる小海老で残った頭と殻を出汁として、薄味に味付けしてしばらく煮含めます。
味が染みたものを冷まし衣をつけます。
煮汁をミキサーにかけ漉したものにとろみをつけてソースとします。
大根柿なます
千切りにした大根に塩を振りしんなりさせます。
柿をミキサーにかけ薄口醤油少々と純米酢に砂糖で調味します。
別に柿をあられに切り硬く絞った大根に、柿酢を混ぜ合わせ猪口にこんもりと天盛します。
小海老入り大根餅
卸した大根と千切りのものをボールに入れ、小麦粉と片栗粉を混ぜ卵といりこ出汁を加えます。
今回は小海老でしたが、烏賊や牡蠣や浅利もお勧めです。
出汁醤油などで調味してよく混ぜ合わせたら、フライパンで両面こんがりと焼きましょう。
酢醤油など掛けていただいても美味です。
大根皮のきんぴら
これは各料理で厚く剥いた皮を炒めたものです。
皮や葉も大根の一部栄養もあり立派な食材です。
炒め合わせて甘辛く金平でいただきましょう。
葉も炒めて鰹節等と一緒に青菜ふりかけにします。
以上の5品です。
見事なほどに大根尽くめのお惣菜ばかりです。
これからまだまだ白菜や蕪にキャベツなど、一つの素材で様々な料理をご紹介していこうと思います。
どうぞお楽しみに!
長崎市の家庭料理教室こんそーるでは、このような旬な食材を使った、家庭料理を中心に料理教室を行っています。
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