新しい料理に挑戦!!
今回で2度目の教室受講になるAさん。
試食のあと習った料理に挑戦の意欲満々です。
気に入っていただいた料理は、博多蒸しに小鯵の南蛮漬けでした。
それに出汁巻卵と白和えに炊き込みご飯を献立に組みました。
白和えはここ何度か試作されていらっしゃるそうで、私なりのレシピをご紹介致しました。
最近はご自宅での料理する回数が多くなり、自然と時間も長くなったそうです。
失敗から学び、試行錯誤繰り返しながら、奥様から『おいしい!』の一言をもらった時には、どんなに心躍ることか…
教室の後必ずご自宅で習った料理を作ってみる。
自分の舌の記憶を頼りに味を再現していく。
何度か繰り返していくうちに身についていく。
思う様にいかない時はネットで検索したり、それでも解決しない時には、私にLINEで質問されます。
試行錯誤するが故に私の答えが腑に落ち、深く体得されていかれます。
好きであることが上達の一番の早道である事は間違いありません。
自分に自信がつき、身近な家族や好きな人に喜んでもらう事は、その想いを大きくします。
博多蒸し
一説に福岡県博多の工芸品である、博多織の柄に似せてこの名があるそうですが、彩りも良く上品な一品です。
軽く茹でた白菜を型に並べ、鶏挽肉を調味したものを重ねて蒸します。
挽肉には赤蕪や人参に木耳や青菜などを、配色考えて加えると、まるで着物の帯の絵柄の様に美しいものです。
とろりとした銀餡を掛けていただきます。
小鯵の南蛮漬け
鯵は初夏のこの時期どう料理しても美味しいものですが、今回は唐揚げにしたものを、ピリリと唐辛子が効いた南蛮酢に漬け込みます。
最初は低温の油でじっくりと揚げて、一旦取る出したものを高温の油で二度揚げにします。
これで中骨まで食べる事ができます。
長葱と人参をソテーしたものに、甘酢に鷹の爪を加え南蛮酢に仕立てます。
揚げたての小鯵の唐揚げを熱い内に漬け込みます。
半時間ほど経ったものでも、美味しくいただけますよ。
出汁巻卵
卵料理は冷蔵庫から出し常温にしたものを使うと、出来上がりが違いますよ。
箸で掻き混ぜますが、あまり神経質に混ぜすぎない様に。
お出汁を適量加えたら、酒や味醂に薄口醤油で調味します。
甘目がお好みでしたらお砂糖もどうぞ!
ただし甘味料が入ると焦げやすくなります。
理想は箸を入れるとじわっと、お出汁が滲み出るくらいが一番ですが、ご家庭では少し甘いくらいが、喜ばれる事でしょう。
巻くのはとにかく練習あるのみです。
鍋の温度に気を配りつつ、巻いたら油を側面まで塗り広げ、また卵液を広げる事を繰り返します。
魚は一先や鯵に皮剥などが店頭に並びます。
いよいよ春から夏へ海幸も山幸も、移り変わりつつあります。
ああっ、私も夏の料理を考えないと‼️
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