遠い昔の名も無き職人が描く文様も、現代の陶工が緻密な作業を重ね焼き上げた逸品も、一筆一筆手作業による温かみと、端正な美しさがあります。

織部と伊万里

一説に千利休の弟子古田織部が、好んで用いた意匠で有名な織部焼は、野趣に満ち素朴な料理が良く映えます。

対して秀吉の朝鮮出兵の折、 連れて来られた陶工李参平により始められた伊万里（有田）焼は、色絵・錦絵・濁り手などその技巧は卓越したものです。

今も昔もまた陶器であろうと磁器であろうと、往時の生活に根ざした器が、南蛮文化の影響を受けた文様を施し、どんなに人々の心を掴んだ事でしょう

季節の家庭料理教室こんそーるでは、こんな器で四季折々の食材を使ったお料理をお楽しみいただけます。

ご予約の上でのご利用をお待ちしております。